漏電による不具合と危険性|住宅や店舗での予防策と対策
漏電とは?原因と仕組みについて理解する
漏電とは、電流が本来通るべき回路以外に漏れ出す現象です。住宅や店舗、美容室など、電気設備の劣化や不具合が原因となり、漏電が発生します。漏電は放置すると大きなリスクを引き起こすため、原因を把握して適切に対処することが重要です。

漏電の原因は主に以下の3つです
• 配線の劣化: 長期間使用されてきた住宅や店舗では、配線が老朽化して断線や絶縁不良が起こりやすいです。
• 湿気: 浴室や厨房などの水回りは湿気が多く、配線の劣化や漏電のリスクが高くなります。
• 家電製品の劣化: ドライヤーや電子レンジ、トースターなどの電化製品が劣化することにより、不安定な電流がながれ、漏電が発生することがあります。美容室ではドライヤーが原因だったことも少なくありません。
漏電による危険性とは?
漏電を放置すると、住宅や店舗、美容室などでさまざまな危険が生じます。漏電によって引き起こされる主な危険には以下があります。
1. 火災のリスク
漏電によって火花や熱が発生し、可燃物に引火することがあります。火災を引き起こす原因の一つとして、漏電は非常に重要です。
2. 感電事故
漏電により電流が外部に漏れると、触れた人が感電してしまう危険性があります。特に美容室や店舗など、電気機器が多く使われる場所では重大なリスクとなります。
3. 電気機器の故障
漏電が続くと、電気機器が過負荷になり、故障や損傷の原因になります。家庭や店舗で使う大切な機器を守るためにも早期対応が必要です。
漏電の予防と対策方法
漏電を防ぐためには、定期的な点検と必要な対策を講じることが重要です。以下の方法で漏電リスクを減らすことができます。
1. 定期的な点検を実施する
住宅や店舗の電気設備は定期的に専門家による点検を受けましょう。特に水回りなど湿気の多い場所は重点的にチェックが必要です。
2. 漏電ブレーカーの設置
漏電ブレーカーを設置すれば、漏電が発生した際に自動で電源を切ることができ、火災や感電のリスクを減らせます。必ず設置をおすすめします。
3. プロによる修理・交換
漏電が疑われる場合、自分で修理せず、必ず専門の電気工事業者に依頼することが大切です。誤った処置が逆に危険を招くことがあります。
住宅や店舗での漏電事例と対策
事例1: 住宅での漏電
築年数が経過した住宅で、経年劣化による配線の破損が原因で漏電が発生。火災のリスクを防ぐために、漏電ブレーカーと配線の交換を行いました。
事例2: 店舗での漏電
美容室での外部に設置した照明まわりで漏電が発生し、外回りの照明が全て消えてしまいました。配線の交換を行い、改めて点検しました。
保安協会との連携と安全対策
漏電の予防には、保安協会と連携することも効果的です。保安協会では、電気設備点検を実施しており、漏電のリスクを減らすためのアドバイスも提供しています。また、住宅や店舗、美容室などでのリフォームや改装工事の際には、私たちによる事前の現場調査を行うことをお勧めします。
漏電を防ぐためのポイントまとめ
漏電は住宅や店舗、美容室などの施設において、非常に危険なリスクを伴います。火災や感電のリスクを減らすために、定期的な点検が不可欠です。もし漏電が疑われる場合は、お気軽にご連絡ください。
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